8.23.2006

惑星

国際天文学連合(IAU)総会で惑星の定義の議論が行われている。
水、金、地、火、木、土、天、海、冥!と覚えたのが、惑星。太陽(恒星)の周りを地球のように回っている。もともと惑星は、肉眼で見える水星・金星・火星・木星・土星が星座の間を複雑な動きをするために、「惑(まど)う」という言葉から命名されていたもの。望遠鏡の発達で、18世紀に天王星、19世紀に海王星が見つかる。冥王星は1930年に認定。冥王星は傾いた楕円軌道で太陽の周りを公転しており、それまでの8つの惑星と違っていた。
24日の木曜日、新定義が承認されれば新たに3つの天体が惑星に昇格するかもしれない。「第10惑星」として発表した「2003UB313」、火星と木星の間にある「セレス(ケレス)」、冥王星の衛星とされていた「カロン」の3つ。IAUは2年前から、天文学者、作家、科学史家ら7人で構成する「惑星定義委員会」を設け、新定義を検討。天文学は古来、神話や思想、文学、占星術など人類の文化と密接にかかわり、歴史や文化にも影響を与えるから。今後も、惑星の新定義に該当する天体が見つかる可能性は高く、惑星候補は少なくともあと12天体あるらしい。 さて、太陽系どうやって名前を覚えよう。
 

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