同窓会

小学生４年生の頃とにかく遊んだ。男の子も女の子もみんなほんとに仲がいい。小学校の裏は山があって、土曜日のゆとりの時間はグループになって山登りだった。運動場のまわりにはどんぐりがいっぱい落ちていて、たくさん集めて”どんぐり戦争”を毎日繰り返した。今から思うと危険がいっぱいだった。敵、味方に分かれてどんぐりを投げ合う。遊びは先生が禁止するまで続いた。みんな先生が大好きだったけど、いたずらも大好きだった。みんなで叱られた。産休にはいった先生の家にも電車にのって遊びに行った。先生に会いたかった。川にも行った。自然のプールで泳いだ。魚を捕ったり、犬の散歩をしたり、毎日忙しかったな。
５月に幼なじみのSちゃんから電話が久しぶりにかかってきた。近所にいるけど、なかなか会えなかった友だちを集めてくれた。そして昨日もまた仲間が集まった。集まると何年も会っていなくても、やー元気だった？の一言で、初めはちょっと照れくさいけど、話す事が次々とあってもう誰も止められない。懐かしい思い出を聞いているうちに大人になっていることを忘れてしまう。日記やDVDには記録できない共有の思い出を友だちに再生してもらえて、それはほんとに貴重で幸せな時間。